疲れやすい50代女性の対策方法とは？サプリを選ぶ注意点も解説

昭和４２年３月に教育大学卒業。卒業後は小学校（3年間）に赴任し、その後は中学校（30年間）に勤務した。教職（33年間）活動の中で管理職も行ない、職員の健康管理や児童生徒の健康管理を行なった。その後、個人事業で「ギャバ太郎ショップ」を創業し、現在は日本健食株式会社の社長。健康食品販売(20年間)しており、冬虫夏草・サプリメントの効果効能についての調査・研究を行なっている。

50代女性に現れる「疲れやすさ」の原因

50代女性に現れる「疲れやすさ」の原因は以下のとおりです。

更年期障害
長時間労働
睡眠不足
過度なダイエット

更年期障害

更年期とは、閉経の前後5年間の合計10年間をいいます。
更年期障害は、女性の閉経期において卵巣機能が低下し、エストロゲンの分泌が急激に減少することによって引き起こされます。

エストロゲンとは女性らしさをつくるホルモンのことで、成長とともに分泌量が増え、生殖器官を発育、維持させる働きをもっています。
更年期に起こる主な症状は以下のとおりです。

肩こり
疲れやすい
頭痛
のぼせ
腰痛
汗をかく

上記のことから50代女性が疲れやすい原因は更年期障害の可能性があります。

長時間労働

長時間労働とは「月45時間、年360時間」という残業時間の上限を超えた場合をいいます。
50代になると責任が増え、教育担当も任されることがあり、疲労が溜まるでしょう。
過度な残業が続くと、少し休んだだけでは疲れが取れずに疲労が蓄積します。
長時間労働により、疲れやすい体になると考えられます。

睡眠不足

睡眠不足により、疲れやすいと感じるでしょう。

日本の50代女性の平均睡眠時間は6.5時間で、世界の中でも最下位です。

更年期の自律神経によって睡眠時間に影響します。

睡眠不足が続くと疲れが取れずに疲労状態が続きます。
さらに思考能力が低下し、さまざまな病気になるリスクもあるでしょう。
睡眠不足は疲労に直接影響します。

過度なダイエット

過度なダイエットは疲れやすさに影響します。

過度なダイエットをすると、疲労がとれずに疲れやすい身体になります。

過度なダイエットのその他のデメリットは以下のとおりです。

痩せにくい身体になる
髪の毛や肌が痛む
骨がもろくなる
貧血になる
ホルモンバランスが乱れる
感染症にかかりやすくなる
リバウンドする

過度なダイエットをすると、身体が疲れやすくなる以外に多くのデメリットがあるのでやめましょう。

疲れやすい50代女性の対策方法

50代女性の疲れに効くサプリを選ぶときの注意点

疲れやすい50代女性の対策方法は以下のとおりです。

適度な運動習慣
栄養バランスがよい食事
質の高い睡眠

適度な運動習慣

適度な運動習慣をつけると体力がつき、疲れにくい体質になります。重要なポイントは継続することです。

毎日の運動が難しい人は週に1回、2日に1回、と徐々に回数を増やしていけば、毎日の継続につながります。
始めのうちは一日10分運動し、慣れてきたら一日30分程度やるとよいでしょう。

おすすめの運動は以下のとおりです。

ストレッチ
腹筋
ウォーキング
階段の昇降
ランニング

注意点はいきなり完璧を求めないことです。
運動習慣が身に付かない人の特徴はいきなり完璧を求める人です。
たとえば、運動習慣がないのに一日30分のハードなトレーニングを毎日継続すると決めて行ったとします。

3日間は気合で続く場合がありますが、気づいたらやめています。
まずは軽くスタートし、慣れてきたらメニューや時間を増やしましょう。

栄養バランスがよい食事

栄養バランスがよい食事をとることで疲れにくくなります。
体力をつけるには、1日3食の規則正しい食事をバランスよくとりましょう。
食事の注意点は以下のとおりです。

ビタミンB1やB2を積極的にとる
よく噛んで食べる

ビタミンB1やB2を積極的にとる

疲れにくい身体にするには、ビタミンB1とB2をとるように心がけましょう。

ビタミンB1やB2はエネルギー代謝を高め、疲労感を解消してくれる栄養素です。

ビタミンB1が不足すると、糖質の代謝がうまくいかず、乳酸が体内に蓄積されやすくなるので、疲れやすくなります。

ビタミンB1とB2を多く含む食品は以下のとおりです。

ビタミンB1

豚肉
レバー
玄米
きのこ

ビタミンB2

納豆
レバー
小松菜
さば

朝ごはんは玄米に納豆をかけて食べれば完璧です。

よく噛んで食べる

よく噛んで食べることを心がけましょう。
よく噛んで食べるメリットは以下のとおりです。

消化・吸収によい
脳を刺激・活性化する
ストレス解消
肥満防止
あごが強くなる

デメリットは上記のメリットの逆です。
同じ食事内容でもよく噛んで食べることで得られることが違うため、よく噛んで食べましょう。

質の高い睡眠

質の高い睡眠をとると、疲れにくくなります。
質の高い睡眠をとるには以下のことに気をつけましょう。

睡眠リズムをつくる
寝る前に副交感神経を高める
カフェインをとらない

睡眠リズムをつくる

起きる時間を一定にすると睡眠リズムが作られます。
寝る時間が遅くなり、遅めにおきては睡眠リズムが作られません。

朝起きて眠い場合はカーテンを開けて日光を浴びれば目が覚めます。
睡眠リズムを作るまでは違和感がありますが、2週間続ければ身体が慣れます。
睡眠リズムをつくることで質の高い睡眠がとれます。

寝る前に副交感神経を高める

副交感神経は、おもに休息しているとき優位に働く自律神経です。
寝る前に副交感神経を高めることで質の高い睡眠になります。
副交感神経を高めるには、読書したりやお風呂にゆっくりつかったりしましょう。

自分がリラックスできるいい方法をとりましょう。
注意点はスマホをみないことです。
スマホはブルーライトの影響で睡眠の質が下がります。
スマホ以外のリラックス方法をみつけましょう。

カフェインをとらない

カフェインには覚醒作用があるため、睡眠に影響します。
遅くとも睡眠の4時間前はとらないようにしましょう。
カフェインが多く含まれている代表的な飲み物は以下のとおりです。

コーヒー 60mg
紅茶　30mg
ウーロン茶 20mg
ほうじ茶　20mg

飲み物以外にも含まれている場合があるため、注意しましょう。

関連記事：【肌トラブル】サプリの選び方｜日常的に気をつけることも紹介

50代女性の疲れに効くサプリを選ぶときの注意点

50代女性の疲れに効くサプリを選ぶときの注意点は以下のとおりです。

サプリの安全性
自身にあっているか
栄養素の含有量

サプリの安全性

サプリの安全性を確かめてから購入しましょう。
サプリはどんな施設で作られ、きちんと品質管理された製品かどうか確かめることが大切です。
サプリを選ぶときには以下のことをチェックしましょう。

原材料が表示されているか
余分な添加物が入っていないか
成分が明確に表示されているか
製造業者や販売者の名前の明記はあるか
カスタマーサービスなどの連絡先は書いているか

情報が不足していて怪しいと思ったら、避けましょう。

自身にあっているか

自身にあっているか確認してからサプリを購入しましょう。
いくら優秀なサプリでも自身の悩みを解決できなければ意味がありません。
サプリを使う目的を明確にし、目的に対してサプリが役立つか検討しましょう。

持病があって、服用中の薬がある場合は、サプリと薬の飲み合わせが問題ないか確かめましょう。
サプリを選ぶ際は他の人の口コミをみると参考になります。

栄養素の含有量

サプリを選ぶ際は栄養素の含有量をみましょう。
たとえば、安価なサプリは、栄養素の含有量をよくみてみると少ない場合があります。

サプリを選ぶ際は、栄養素の含有量はどれくらいかを気にしてから選びましょう。
わかりづらい場合はカスタマーサービスに電話で聞きましょう。

50代女性「疲れやすい」と感じたら、サプリがおすすめ

結論、疲れやすいと感じたらサプリをとりましょう。
サプリの中でもおすすめなのが「月見草オイル」です。
月見草オイルにはγ－リノレン酸という成分が含まれています。
γ－リノレン酸は疲労の改善に有効な効果があります。
γ－リノレン酸は疲労軽減以外にも有効な効果がさまざまあります。

コレステロール値を下げる
生理痛・ホットフラッシュ等の更年期障害の軽減（ホットフラッシュとは、上半身ののぼせ、ほてり、発汗などが起こる、更年期障害の代表的な症状）
糖尿病の予防
美肌効果やアトピー性皮膚炎のかゆみ等の症状の軽減
抗炎症効果があり、関節リウマチの症状や胸の不快感の軽減
乳がんにおける腫瘍の抑制
ADHAの改善（ADHDは、不注意、多動性、衝動性の3症状を主な特徴とする生まれつきの精神疾患のこと）
不妊の改善
アルコール中毒の禁断症状の緩和

年齢とともに悩みが増えるため、50代女性には特におすすめです。

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まとめ【50代女性はサプリで疲労対策しましょう】

今回は疲れやすい50代女性の対策方法やサプリを選ぶ注意点を解説しました。
結論として、50代女性の疲労対策としては月見草オイルをとることです。
プラスしてよい生活習慣を身につければ、気づいたら元気になっていますよ。
この記事を参考にぜひ健康で疲れない身体を手に入れてください。

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